シゲのG'log

"High Speed Boyz“という精神に侵食されています

GReeeeNライブツアー2021 〜幾星霜を越えて繋がるもの〜

前回のツアーのことも書いてます。

 

セットリスト編

↓↓↓↓↓↓

shigeglog.hatenablog.com

 

 

総ざらい編

↓↓↓↓↓↓

shigeglog.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

01. 勝ちドキ

前回ツアーの超・風と同様、来るべきところに来るべくして来たパワーナンバー。

RecをM.E.D.Sの楽器陣が担当しているのですが、ライブ音響で鳴り響くPABLOさんのギターは堪りませんね。俺得すぎた。

楽器陣が強すぎてこれまであまりシンセパート聴いてなかったんですが、オープニングのアレンジのおかげですっかりハマりました。

 

 

 

 

02. HIGH G.K LOW〜ハジケロ〜

初披露の曲に続くのは実に8年ぶりという時間感覚狂うやつ。

完全に身も心も2013年のあの頃に帰っていました。

勝ちドキ→ハジケロという鬼コンボに対して死ぬ気でレギュレーション守ったの褒められるべきでは?

今回も2曲目というところにあの言葉が蘇ります。

 

遠くない将来、GReeeeNのLIVEの際に必ず1番か2番目に歌おうと思っている、LIVE用のキラーチューンです!

*1

 

 

 

 

03. 足跡

前説の「GReeeeNのライブ初めて来た人〜?」でかなり手が挙がっていたのにこれは初見殺しすぎる。(初めて来た=BAReeeeeeeeeeN知らないというわけでもないけど)

でも追い討ちのごとくHIDEさんの「この歌知ってますか〜??」でさらに畳みかけてて、この人は鬼かと思いました。

BACK-ONとのコラボということで音源はミクスチャー色が強いですが、パンクっぽいアレンジになっててZeppでのライブは特別ブチ上がりました。

ラスサビでHIDEさんがstillllの歌詞にアレンジしていたのも胸熱でした。

そしてこれに呼応するかのようにBACK-ONもライブでcolorを披露。

「ハンバーグカツカレーだ!」と言っていたあの日の自分よ、見ているか?

 

 

 

 

04. 愛唄

来るタイミング早すぎる選手権何連覇してるんでしょうか。

ここ数年ずっと序盤で登場してる。。。

逆に言えば、ここで愛唄を入れられるほど選手層の厚いGReeeeNさんの楽曲たちということですね。

ライブではお馴染みの歌声が重なっていく落ちサビが大好きです。

あとラスサビの「僕は君と愛を唄おう」の映像で、『愛唄』となるように文字が消えていく演出が密かに好きです。

 

 

 

 

05. タンポポ

こちらも5年ぶりとかなりおひさしぶりです。

タンポポって綿毛にも花言葉があるらしいですね。

『別離』というらしいです。

ツアーが延期され離れ離れとなってしまった2020年、そしてこの2021年という地に種が撒かれた…。

 

 

 

 

06. SAKAMOTO

EDMオタクなのでイントロのギターが来た瞬間に体温39℃、心拍数200超えて痣が出現しました。(鬼滅大好き人間)

フェードアウトからDJプレイでの次曲への繋ぎのせいでAviciiがTomorrowlandでThe Nightsをやったのかと錯覚しました。

『夜』と付けられたタイトルのオマージュに「日本の夜明けぜよ」と言い放った坂本龍馬の名前を付けるの秀逸すぎる。

あとHIDEさんがアウトロでエアギターしてるのいいよね。なんか好き。

とにかく圧倒的多動感。ここでライブ終わっても満足できるレベル。

 

 

 

 

07. ヘピヘピホリデイ

「日本各地を『カズキ』と共に行こうぜ」のところでダンサーの佐藤一輝さんが自分を指してたのが推せますね。

もう自分もいつからかあの人指差してました。

今年はサカモトさんだけでなくカズキの皆さんも大歓喜

サカモトカズキさんがライブ行ってたら天に召されてたのではなかろうか。。。

 

 

 

 

08. ミセナイナミダハ、きっといつか

入れどころがおかしい(本気で)

と、私の尊敬する方も言っていました。

ヘピヘピホリデイの次に歌われたら情緒どっかいく。

次はちゃんとしたところでやってくれ。

Twitterのフォロワーに結構この曲好きな人多いのでもうちょい書いていいですか?(ダメ🙅‍♂️)

 

先ほどのある方は、イントロで涙が溢れる瞬間を表現していると言っていて。

「なるほどなぁ〜」と思ったのはイントロが終わって、その後の出だしの歌詞が涙が零れ落ちた後のことを書いていて、そこから曲が展開されていく構成になっているのでめちゃくちゃ納得しました。

GReeeeNはよく"次の一歩を踏み出す力"となるようなメッセージソングを歌いますが、

この曲は"泣いてもいい。立ち止まっても大丈夫。"と、むしろ反対のメッセージが込められててGReeeeNの応援歌の中でも異質の存在かなと思います。

 

 

 

 

09. 2/7の順序なき純情

今年のダンサブル。

密を避けるため、今年は開場前のダンス企画はなかったですが今年の選曲はGOOD👍だったかなと。

ダンスにぴったりなファンク系の曲だし、こういうのがセットリストにいるとグッと幅が広がる気がします。

 

 

 

 

10. pride

熱闘甲子園2012最終日のエンディングでprideとeveryが流れて感涙だったのを思い出します。

最前席センターだった仙台公演でスモーク吸いすぎて蒸せたのはここだけの話。

 

 

 

 

11. 460〜YOUR SONG〜

音源を聴いた時から、ライブでさらに化けると確信していた曲が今年ついに初お披露目。

個人的に今回のライブで一番昂ってさらに株が上がった曲かもしれません。

ドラムとベースから曲が展開されていくアレンジが最高すぎる…。

最後のサビを歌っているGReeeeNの姿が、今なおGReeeeNを"好き"という感情を形成する本質のように思っています。

 

『僕らのように唄を歌っている者は
例え綺麗ごと、非現実的、
嘘くさいと言われようが、
曲げてはならない真実を世の中に伝えていかなければならないと思います。』

 

「迷ってしまったら〜、、」のところで毎回大きくヘドバンしまくって私の三半規管も迷子になってました。

 

 

 

 

12. ソロ曲(stillll、ムーントラップ、ナビノビ!、Holiday!)

「時を超えてツーナガール」と称して、2017年ツアーの映像が蘇った今年のソロコーナー。

 

stillll

ミクスチャーオタクの私は今年のツアー全部stillllでも構いませんでした。

ヘドバンが気持ち良すぎる。

 

ムーントラップ

naviさんが口笛吹きに来るという忠実に音源を再現してくるのが好きです。

 

ナビノビ!

ダンサブル以上にダンサブルしてる。

消費カロリー意外と稼ぎにくる。

 

Holiday!

冷やかし(バックダンサー)の3人しか記憶にない()

 

それまで幕間で直筆メッセージまで出して厳かだった雰囲気がソロコーナーで台無しです(褒め言葉)

いいんよ。GReeeeNはこの空気感よ。

今回のライブでGReeeeNがふざけてるのこの過去の映像だけなんですよね。

とにかく今年はクソデカ感情をぶつけられまくった…。

 

 

 

 

13. ミドリイロ

前回ツアーのイントロダクションの曲がここで登場。

ソロの後ということもあり、ここが本セトリの第二幕開始のような感じがします。

 

 

 

 

14. 旅人

私の「もっとライブで使い倒せリスト」に入ってる旅人さん。

地球号もそうなんですが、めちゃくちゃライブ映えしません?

 

 

 

15. 歩み

旅人→歩みとレコ大受賞作品収録曲コンボ。

ここでも古参ファン大歓喜

フェードインがマッチしすぎ。

前回同様、今回もメドレー構成でフル歌唱ではないですが、ラスサビに入るところでのギターアレンジが癖になります。

 

 

 

 

16. ハロー カゲロウ

華やかなアレンジや背景映像とは裏腹にかなり重厚なメッセージが込められていて、この一曲のみでGReeeeNの在り方が分かるように思えます。

 

 

 

 

 

17. テトテとテントテン with whiteeeen

ツアータイトルが発表されてから、密かに「やるかもな、、」と思ってたら本当にセットリストに入ってきました。

今年に限っては甘酸っぱいラブソングではなく、訴求力の強いメッセージソングに聴こえてきます。

『誓ったその3秒前に昔の僕らを置いてくよ』って表現は一生かかっても出てくる気がしません。

 

 

 

 

18. 声~koe2018~

ここでツアーサブタイトル回収。

参加した毎公演、ここでさらに会場の一体感が増していたような気がします。

音楽劇『キセキ』も観に行っていたせいか「1999!」の入り方にGReeeeNの始まりを感じました。

 

 

 

 

20. 恋文〜ラブレター〜

HIDEさんも曲中叫んでいた「僕の『これまで』と『これから』は…」に今回採用された理由を思わせます。

テトテと…(略)と同じく今回のツアーにおいては、恋愛感情だけでないさらに根幹的な愛を歌ったように思います。

『2人の影が並んだ アナタに逢うため このときに生まれた』がもはや男女2人でなく私とGReeeeNに変換されて撃沈しました。

 

 

 

 

21. キセキ

GReeeeNの代名詞。ミスターGReeeeNミュージック。

C2メロが終わった後のサビでピアノとドラムだけになるのがたまらん好きです。

ここまで20曲色とりどりな音を魅せた後に、GReeeeNサウンドの原点に立ち返る構成にお手上げです。

naviさんの「心の声を響かせて」からのサビで観客の心の歌声は確かに聴こえてきました。(断言)

 

 

 

 

22. 星影のエール

満を辞して登場。

足跡知らなかった人もこの曲は歌詞も全部覚えてライブに来てそう()

キセキの『何十年 何百年 何千年 時を超えよう 君を愛してる』から星影さんに入ってもう完成してしまったよね。🤦‍♂️

キセキの落ちサビで原点回帰したかと思いきや、最新のGReeeeNサウンドを放り込んでくるニクイ組み方。

照明で星空を演出しているのも印象的でした。

 

歌詞と共にPVが流れていましたが、あのPVはHigh Speed Boyzの『I wanna rock』を彷彿とさせると思っていました。

映像内で「もう一度歌いたい」と悲しむSun Foreverの姿とGReeeeNが重なって見えて、ツアーを延期したその心苦しさを慮ってしまいました。

 

 

 

 

 

23. オトノナルホウヘ!!!!!

ここからハイタッチへ繋がることから例年のアンコール部分になるのではないでしょうか。

歌詞にずいずいずっころばしをモチーフにしてるからか背景映像で戸(襖?)を使ってるのめちゃめちゃ芸が細かいですよね。

 

 

 

 

24. ハイタッチ!!!!

GReeeeNファンによるミ鳥の乱獲によりほぼ鳴き声しか聞こえてこない。

私は結局一羽も捕まえてないから動物愛護団体は感謝状持ってくるべきですよね。

いつもなら周りの仲間とハイタッチ会が開催されますが、今年は、曲の終わりは心の中でハイタッチしときました。

 

 

 

 

25. EZ

旅人同様、もっとライブで(略)のやつ。

願わくばこの曲あんまり聴いたことなくて今回初めてGReeeeNのライブに来た人がハマってほしい。

 

 

 

 

26. 愛し君へ

 

 

 

 

27. 未完成ing

疲れてしまったらゆっくり休めばいいんです。

でも、立ち止まったとしても考えることは止めてはいけないですね。

悩んで悩んで、たくさん傷ついたりするから優しさや温もりを感じることができると思います。

 

 

 

 

 

総括

今年は「オレンジ」や「イカロス」「weeeek」などのライブ鉄板曲が軒並み披露されないという異例のセットリストとなりました。

 

 

『歌は世につれ世は歌につれ』

 

 

まさに今の、この世の中は以前と一変してしまいました。

そのせいかタイトルに同じ意味を込めた4thアルバムから多くセットリスト入りしているように思います。

 

セットリスト以外の個人的に思っていることもいろいろ書きたいと思うので、もう少しお付き合いください。

(「もういいお腹いっぱい!」という方はここまで読んでいただきありがとうございました。)

 

 

 

 

まず冒頭の『GReeeeN is BACK』

 

 

 

これすぎた。

昨年はP.T.Pもステージに帰ってきたし、生きてりゃいいことありますね。

M.E.D.Sのライブも楽しみにしています。

 

 

そしてダンサーの皆さま。

コロナ禍ということも考慮してか、今年はキッズダンサーたちはお休みでした。

4人だけでなくスタッフの皆さんも感染することなく、元気に完遂してくださったことに感謝しかありません。

 

勝ちドキのダンスとかクッソ刺さりました。

そのままDリーグ参戦してほしいですね。

某忍びが動画更新止まったので振り付け動画みたいなのYouTubeで上げてほしい。🤔

 

それからGReeeeNのライブの重要なキーマンである、ひこひこさん。

彼がいるからGReeeeNのライブは成り立っていると言えるほどの存在だと思います。

ダンサーとしてだけでなく前説から規制退場まで制限下でのライブを例年よりも楽しめるように、様々な工夫を凝らし、個人的にMVPだと思っています。

声が出せない中でいつものあの熱気や空気感を作り上げるのはとても難しいことだと思います。

 

 

もう少しこのツアーを振り返ってみようと思います。

 

昨年の冬、NEWグッズの発売決定の際のコメント。

 

ライブが延期となる中、どうすれば皆様に笑顔をお届けできるか、、、

 

開催が決定した際のGReeeeNのコメント。

 

もし叶うならば、1日だけでも来て、「笑顔」になりませんか?

 

「笑顔」になれるようにどこかに広がる心を繋ぎに、GReeeeNはツアーを行います。

エールを繋ぎ、仲間を繋ぎ、音楽を繋ぎ、笑顔になれるその日まで!!!!

 

そしてツアー発表と同時に刷新されたロゴ。

 

結果提案したのは過去最大級のスマイルマークだった。こんな時代だからこそ、より大きな笑顔を届けたいというメンバーの想いをデザインに込めた。

*2

 

ツアーのキービジュアルには初代のロゴが描かれていました。

f:id:shigeglog:20211003165039j:plain

 

今回のツアーのタイトルである『声』

 

その出だしは「1999から繋がって」

 

おそらく当時、HIDEさんやnaviさんの生活圏ともいえるほどであった渋谷の景色をキービジュアルでもモチーフにしています。

(オープニングでは原宿らしき街並みも描かれてましたね)

 

 

そしてオープニングや未完成ingでも登場する緑の扉。

 

 

 

原点回帰。

 

7月の初日の公演に参加したとき率直にそう感じました。

 

世の中は変われど、GReeeeNの動機は何一つ変わっていませんでした。

 

気がつけば長い時間が経ち、ここまで歌い繋がれてきた楽曲たちをセットリストに散りばめることで、観客はそれぞれのGReeeeNとの出逢いの瞬間を思い出したのではないでしょうか。

 

ライブ中、いま視界に映っているものはこれまで生まれてきたたくさんの美しい光景があったからこそなのだと強く感じました。

 

それこそまさに何億年もかけて地球まで届く星の光のように。

きっと2021年に生まれた各会場の光も未来へ繋がることでしょう。

(これ書いた数日後に同じようなコメントがGReeeeNからあって草)

 

当時、熱くGReeeeNを応援していた人、現在精力的にGReeeeNを応援している人。いつかの未来でGReeeeNを応援してくれているであろう人。

どれが欠けても成り立たないんですね。

 

コロナ程度でこの光が途切れることはありません。

HIDEさんの言葉でより強くそう思えました。

 

 

来年、どうなっているんでしょうか。

3年後、どうなっているんでしょうか。

もっと先の未来、どうなっているんでしょうか。

 

どれだけGReeeeNのライブがアップデートされ続けても、GReeeeNのポリシーと会場の光は変わらないことを願います。

 

 

 

 

 

 

twitter.com



 

 

 

*1:『HIGH G.K LOW〜ハジケロ〜』特別ステッカー記載

*2:『ビッグスマイル』〜GReeeeN〜(GritzDesignコラムより)