『GReeeeNと不思議な大脱走』で宇宙を見た話
GReeeeNライブツアー2022『GReeeeNと不思議な大脱走』のセットリスト、及びライブ本編に関する感想です。
過去ツアーの記事はこちらから
- セットリスト
- 01. 超・風
- 02. 勝ちドキ
- 03. ソラシド
- 04. BEST FRIEND
- 05. オレンジ
- 06. 4 ever ドーン!!!!
- 07. 2/7の順序なき純情
- 08. 流星のカケラ
- 09. 愛唄
- 10. 青焔
- 11. ハロー カゲロウ
- 12. weeeek
- 13. PHANTOM〜約束〜
- 14. あの日のオレンジ
- 15. あの頃から
- 16. たそがれトワイライト
- 17. 虹
- 18. every
- 19. U R not alone
- 20. キセキ
- 21. たけてん
- en01. オトノナルホウヘ!!!!
- en02. ハイタッチ!!!!
- en03. 自分革命
- en04. アカリ
- en05. 星影のエール
- 『宇宙を見た』について
セットリスト
01. 超・風
昨年の「ツーナゲール」のキービジュアルで
風のように吹き去っていく
からの開幕『超・風』。
全繋大作戦ですやん。🤦♂️
初日公演でツーナガールちゃんのTシャツ着ていた私はひっくり返りました。
このツアーが全てを布石にしてとんでもないツアーになることをここで思い知ります。
02. 勝ちドキ
畳みかけ方がエグい。
大谷、トラウトで並べるエンゼルス打線か?
今年も最後のサビでヘドバンして頭部が吹き飛びました。
03. ソラシド
地味にこの曲好きなんですよね〜。。
ライブ御用達な曲だから好きというのもあるんですが、これだけ少年心をくすぐりながら理性の解放を歌われたらそりゃ好きになる。
04. BEST FRIEND
ソラシドと同じく5年ぶりの曲が続いてもう魂はアリーナにダッシュし始めました。
でもライブは始まったばかりなので魂は呼び戻します。
05. オレンジ
オレンジが来ると「不思議シリーズが帰ってきた!」と実感できますね。
ちなみにもう既に私の体力は尽きています。
06. 4 ever ドーン!!!!
「ONE PIECEの作者とコラボ!?もうセトリ入り決定じゃん!」とTwitterで満場一致だったのが面白かったです。
もっと面白いのは唐突なこのタイミングで来たことです。
まぁ直前の「パーラダーイス!」でワクワク感のメタファーになってるんで来るべくして来たと納得できます。笑
07. 2/7の順序なき純情
昨年のダンサブルですね。
ツーナゲールは10回くらい行ったので嫌でも振り付けが残ってました。
08. 流星のカケラ
2/7はダンサブルの選曲として良いなと思っていたんですが、正直今回は踊る気ゼロでした。(個人的に)
今回が初披露だし聴くのに徹していたんですが、最後のサビで92さんが踊らず歌っていたのは思わず「推す!!!👈👈👈👈」となりました。
背景で流れる歌詞がお洒落なのも良かったです。
09. 愛唄
毎年この曲が出てくるたびに「あなた出てくるの早くない!?」となっていたんですが今年は久しぶりにこの辺で登場しましたね。
昨年同様初めてGReeeeNのライブに来た人が多くてもここで一気に会場の一体感が増したように思います。
10. 青焔
アルバムがリリースされてから、ライブで披露されるのを心待ちにしていたファンが多かったこの曲。
満を辞して披露されました。
イントロの二段構えが想像以上にライブ映えして青い炎に焼かれましたね。
ストーリーとの繋ぎ方もかなり力入った演出で見応えありました。
11. ハロー カゲロウ
アーオーからのハーローで初日公演で思わず笑ったのは私です。🙄
韻踏みは面白いですが、メッセージ性の強い2曲が「絶対に夢は諦めない!」とHIDEさんが叫んだ後に続けて披露されたのはかなりカロリー食いますね。
いろいろと語り合ってると、どうも銀テの発射音が聞こえた(気がする)のは私だけじゃなかったらしいです。
12. weeeek
初日、何故かギターが聴こえた瞬間にNHK『SONGS』の菅田将暉さんの「ライブで最も盛り上がる曲」というナレーションが頭をよぎりました。
イントロがライブ映えしすぎ。
たしか愛唄と売上枚数同じくらいなんですっけ。
そりゃあの一体感になりますわ。
13. PHANTOM〜約束〜
こちらも4 ever同様にみんな察してた曲。
背景に帆船が出てきて帆にGReeeeNの影が映し出されるのが好きです。
めちゃくちゃエモいアウトロが終わって「ミステリアァァス グゥレェェト エスケェェェェェプ」に続くのが違和感なさすぎておもしろいですね。笑
14. あの日のオレンジ
今年のソロコーナーはあの日のオレンジ。
まさかのこのタイミングで来ましたね。
オレンジ復活の年に合わせてのセットリスト入りにイントロで100回頷いてしまいました。
数の暴力に任せて(20公演参加)今年もコンプリートしたので全員分の感想をさらっと。
HIDEさん
原曲でもメインボーカルなので皆さんも一番耳馴染みあったと思います。
オレンジとは違った繊細さが出てるのがいいですね。
92さん
歌声への感情の乗せ方が一番良かったです。
情景が夜の時の92さんはめちゃくちゃバチッとハマる。。
naviさん
相変わらず歌うっっま、、、
GReeeeNのエースはやっぱ違いますわ、、、
ただただ聴き惚れてた。
SOHさん
そのロートーンボイスは「男子からのオレンジ」であるこの曲をこれでもかというくらい表現してくれましたね。
永遠に聴ける。
15. あの頃から
この曲もおかえり。ってやつですね。
失恋曲なのにライブではアガるのがZeddのClarityを初めて聴いた時の新しい感覚を知ったのを思わせます。
16. たそがれトワイライト
個人的今年のダンサブル。
電光石火からセトリ入りするならこれしかないと思っていたので、"あの頃から"のメドレーも含めて100点満点でした。
17. 虹
"オレンジ"、"weeeek"などこれらの曲が復活するとGReeeeNのツアーが帰ってきたと感じる人も多かったと思います。
とりあえず2番聴かせてくれ…。
18. every
初日、イントロのピアノが聴こえた瞬間に頭を抱えて動けなくなりました。
10年前、ニコ動で見たあの時から大切な曲の一つです。
Twitterでも5万回言ってますが、ピアノ+ドラム→+シンセ→+ギターで音が重ね合わさっていくのズルくない?
19. U R not alone
この曲のコンセプトはGReeeeNの全ての応援歌の源流だと思います。
そして本ツアーでとてつもなく重要な役割を担った曲ですね。
これについては後半に記します。
20. キセキ
さっきから畳みかけがエグい。
ライブで13回目の披露になるらしいです。
甲子園常連の強豪校ですね。
この曲では観客の8割がGReeeeNのライブに来るのが初めてとは思えないボルテージの上がり方してて、"ギネス保持"のパワーを感じました。
そして私の最も痺れたところは最後の『君を愛してる』です。
絞り出してる感じでとてつもないクソデカ感情が込められたのを感じました。
その時の左手がもう、、、🤦♂️
The wayのサビ前のJINさんを思い出しました。
(0:36〜のところ)
7月4日に映画
— JIN (@JIN___X) 2017年6月29日
「キセキ -あの日のソビト-」の
DVD出るよー🤘🌞
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まだ見てない人も
もう見た人も😁
映画では
桃李さんが歌うThe way↓🙌
私バージョン↓ pic.twitter.com/qhRcoM8MGq
キセキは今年20回聴いて20回やられました。
21. たけてん
そこから続けてのたけてんです。
もう完全にキセキの歌詞とリンクしてしまいました。
『明日 今日よりも好きになれる』の「昨日」はたけてんでの時間軸なのかもしれません。
en01. オトノナルホウヘ!!!!
祭りの合図はアンコールの合図。
毎回「ここから本編です」みたいなテンションにさせてくれます。
それにしても今年のモンブランピクチャーズさんの気合の入り様が凄まじい。
提灯や櫓のリアルさ。笑
en02. ハイタッチ!!!!
いわゆる"タオル曲"ですが、毎年タオル持たない人です←
たまにずーっと脳死でタオル振りっぱなしの人いますけど一周まわって好きです。
ここで体力空にしてけ。💪
en03. 自分革命
ツアー開始まで最新曲だった自分革命がここで登場。
ツアーで初聴きだったのでブチ上がりすぎて記憶障害になりました。
カミツキのHAGIさんのギターが入るところで本能的にヘドバン開始してましたね。
『樹立宣言』という歌詞になぞらえて樹の成長の源である、雨が降り注ぐシーンは圧巻でした。
en04. アカリ
"自分革命"で降っていた雨は上がり、美しい夕焼けへと空は色を変えていきます。
必死にもがいた後には美しい未来が待っていると暗に言われたような気がします。
曲がゴスペルなのでなんとなく屋内の情景がイメージとしてありましたが、今回で野外映えの可能性を思い知らされました。
en05. 星影のエール
MCを挟み、夕焼けからさらに時間は進み、綺麗な夜空へとなりました。
『互いに照らし合う』というのは後述の"量子もつれ"のような関係性だなぁと思いながら毎公演全身で受け止めていました。
『宇宙を見た』について
ここまでブラウザバックせずに読んでくれた方、ありがとうございます。
どこにもアウトプットできずに7月からずっと書きたかったことを書きます。
めちゃくちゃ長いし難しい話になるので読むのがしんどくなったらいつでも離脱してください。
では、続きます。
ツアー開催の発表と共に公開されたキービジュアルを見たとき、このワードが気になって気になって仕方ありませんでした。
2022年全国ツアー
— GReeeeN【公式】 (@ganso_GReeeeN) 2022年3月25日
「GReeeeNと不思議な大脱走」開催決定🙌!
【GReeeeN史上最大規模のツアー】
全38公演予定🌟
【漫画『ONE PIECE』の作者 尾田栄一郎先生によるキャラクターデザイン! スペシャルライブツアー by GReeeeN】
会場でお会いしましょう☺️
詳細はこちら💁♂️https://t.co/wFIcWe8cwO pic.twitter.com/0qrVAn9Nxy
#メタバース #マルチバース #ヴァーチャル#尾田栄一郎 #トロッコ先輩 #navi画伯 #WeeeeR #バッドコイン #5億再生 #金の盾欲しい #歯科検診#リーナへツーナゲール#ファンのみなさんいつもありがとう
— GReeeeN【公式】 (@ganso_GReeeeN) 2022年3月25日
『マルチバース』
この言葉が今回のツアーにどう結びついていくのか。
実際にライブに行き、私の中ではこんなイメージが形成されていきました。
「このツアーではパラレルワールドが描かれているのではないか?」
ここでいう"パラレルワールド"とは、二重スリット実験の観測問題における『エヴェレット解釈』(別名:多世界解釈、パラレルワールド解釈)を指します。
(※物理ド素人が右も左も分からず書いてるので終始ちぐはぐですが、詳しい方は温かい目で見守ってください)
『二重スリット実験』について
まず、二重スリット実験について。
このワード自体はGReeeeNファンには聴き馴染みのあるものだと思いますが、量子力学上における二重スリット実験については知らない方もいると思いますので、こちらの動画をまずはご覧ください。
正直難しすぎるので「量子をスリットに向けてぶっ放してて、観測してるかどうかで粒の顔してるのか、波の顔になるか変わるんだな🤔」くらいに考えてください(笑)
そしてこの実験で提唱されている有名な解釈が2つあります。
まず1つが『コペンハーゲン解釈』です。
簡単に言うと、量子というのは「複数の状態(粒と波)を持ちながら常に変化し続けていて、観測することで状態が収束する」そして「その収束結果は確率で決定する」という考え方です。
量子の位置や状態は観測されるまで波であるか粒であるか特定できず、観測した空間の各点に粒として現れるとしたようです。
(訳分かりませんね。ちなみに"シュレディンガーの猫"はこのコペンハーゲン解釈に反論するものとなります。やっぱり訳分かりませんね。でもここは訳分かんないまま読み進めても大丈夫なとこなのでご安心ください🙆♂️)
2つ目は先ほど出てきた『エヴェレット解釈』ですが、この解釈では粒子や波といったミクロの世界だけではなく、この世界の全てが量子的存在であり、重ね合わせの状態である、とされています。
我々人間も量子的存在であるとし、粒子として存在する世界と、波として存在する世界が並行的に存在している、従って「観測者が観測した結果、分岐してどちらかの世界の観測結果を見ているだけのこと」と考えるものになります。
起こる可能性がある事象の数だけ世界が存在する、世界そのものが多数に分岐するという解釈です。
この「世界が複数に分岐する」というのはSFやアニメの世界でも出てくる並行世界のような世界観をイメージすれば良いかと思います。
『量子もつれ』について
そして、量子力学でもう一つ出てくるのが『量子もつれ』という問題です。
量子もつれとは、2つの粒子が非常に強い相互関係にある状態のことで、粒子の運動量の状態をコインの裏表のように共有する運命共同体のような状態を指します。
例えば、Aという粒子が上向きの回転をしているなら、Bという粒子は下向きの回転をしている関係であり、Aが下向き回転ならBは上向き回転になるということです。
これだけならなんとなく理解できると思いますが、量子もつれの面白いところは、このAとBの粒子の関係性は宇宙の端っこから端っこの距離であっても、片方の粒子を観測した時点で、もう一方も同期するというところです。
宇宙の彼方であっても、Aが上向き回転なら、それを観測した瞬間にBは下向き回転になるというものです。
先ほどのコペンハーゲン解釈とエヴェレット解釈を量子もつれに当てはめて考えると、2つの解釈で違いが生まれます。
コペンハーゲン解釈で量子もつれを説明すると、Aの粒子が上向き回転であると観測した後、光を超えるスピードでもう一方の粒子Bにその情報が伝わり、Bが下向き回転であることが確定するということになります。
しかし、この宇宙において、光のスピードを超える物質は現時点で存在しません。
そのため、コペンハーゲン解釈では量子もつれの説明に矛盾が生まれてしまいます。
そこで出てくるのがエヴェレット解釈です。
エヴェレット解釈では、起こりうる全ての事象、あらゆる可能性の世界が同時に並行して存在し、分岐されることにより1つの世界に確定されるというものでした。
この場合、情報伝達のスピードは全く関係ありません。
「上向き回転の粒子Aと、下向き回転の粒子Bである世界」と「下向き回転の粒子A、上向き回転の粒子Bの世界」が同時に存在し、Aの粒子の回転が観測された時点でどちらかの世界に分岐するというものになります。
そのため、AとBの粒子が銀河レベルで離れていても説明できることになります。
『パラレルワールド』って結局なに?
いろいろ省きながらなので、はてなマークが多々あるかと思いますが、ここまでコペンハーゲン解釈と比較しながらエヴェレット解釈におけるパラレルワールドについて書きました。
では、このパラレルワールドをもう少し身近な例に例えていきたいと思います。
私たちの存在するこの世界は、3次元空間を時間の方向に少しずつズラしてパラレルに無限に重ねた世界、4次元の世界です。
ざっくり言えば、2020年の宇宙、2021年の宇宙、2022年の宇宙が少しずつ重なり合っている世界のことです。
では、もう一つ上の次元、5次元にいってみると、5次元は別次元の2020年の宇宙、私たちが存在する2020年の宇宙、別次元の2021年の宇宙、私たちが存在する2021年の宇宙、別次元の2022年の宇宙、私たちが存在する2022年の宇宙といった4次元空間をパラレルに重ねた世界のことになります。
SFやアニメでイメージしてくださいといったパラレルワールドはこの5次元の世界に当たります。
このパラレルに存在する宇宙については、マルチバース理論というものもあり、その理論では宇宙は10の500乗通りの数が存在するとも言われています。
ここまでエヴェレット解釈では宇宙全体を量子的に扱い、宇宙はたくさんあるということを長々と書いてきましたが、これはつまり、様々な可能性の自分が同時に並行的に存在しているということにもなります。
今いる自分は過去の選択や決断によって分岐を繰り返した結果、選ばれた世界にいるということです。
『エヴェレット解釈』で見る『GReeeeNと不思議な大脱走』
ここまでを踏まえてGReeeeNと不思議な大脱走に戻りましょう。
尾田先生によってデザインされた4人は、日常の中で挫折をし、楽園に行くというところから物語は始まります。
その中で楽園の実態を知り、脱走したいという気持ちやお互いに音楽が好きであるということを知っていきます。
そして、脱走をする中で忘れてしまった夢や4人で新しい夢に向かっていくというストーリーです。
このストーリーの中で、4人は様々な選択を取っていきます。
挫折をして楽園に行くという選択、脱走をするという選択、そして何よりトロッコに乗ってクイズに答えていくというのは、"選択"において本ライブで大きく描かれたものだと思います。
ここでエヴェレット解釈を思い出してみると、エヴェレット解釈のパラレルワールドでも"選択"というのはキーワードになっていたかと思います。
そして、ライブで出てきたトロッコ問題には、複数パターンの問題が用意されていたのは何度もライブに行った人はご存知かもしれません。
さらに、今回のツアーでは、ダンサーもサブメンバーを用意し、公演によってはダンサーの組み合わせも異なる会場もいくつもありました。
このことから、公演そのものを別世界として捉えることもできるのではないかと私は感じました。
40という公演数は40の世界線となり、パラレルワールドの表現になり得るのではないかと思います。
また、物語の中で幸せになれるのはパラダイスにいることではなく、夢を追うことであるとし、コウ・ジョウチョウと決別し、厳しい現実の中でも夢を追いかけることを4人は選択します。
そして、コウ・ジョウチョウと対峙した時、巻き貝から同じ声の持ち主からメッセージが聞こえてきます。
その時の描写の中に、まるで時空が歪んだような演出がされていました。
時空を超えて届けられるU R not alone。
「1人じゃない」というタイトルが新たな視点で受け取れそうです。
このように多くの選択を経て、自分の本来あるべき姿を模索していくところがライブを通して描かれていきます。
こうして描かれたライブをエヴェレット解釈と照らし合わせた時、物語に登場するアフロン先輩は、夢を追うことを諦め、夢を忘れたもう1人のHIDEの姿なのではないかと思います。
終盤でアフロン先輩もパラダイスから脱出し、夢を思い出していたので、ラスボスを打ち倒すことでもう1人の自分も救済しているような気もします。
マルチバースと同様にキービジュアルにあった「孤独救済」というのは夢を失った別世界の自分を助けることも指しているのかもしれません。
夢を叶えている自分も、夢に挫折している自分も、そして夢を忘れてしまう自分も、また夢を追いかける自分も、全ては同時に存在し、今の自分がどの自分なのかは今この瞬間の選択によって決まっていく。
今を生き切るということ。
1日、1時間、1分、1秒。
その日、その時、その瞬間の選択こそが最も重要である。
これがGReeeeNと不思議な大脱走で描かれたテーマの一つなのではないかと思いました。
そして、ライブの最後。
"星影のエール"で星空、ひいては宇宙を想起させ、曲は終わります。
過去の『不思議シリーズ』のツアーではシルエットのメンバー自身が物語の世界にいましたが、今回はキャラクターと切り離されていました。
しかし、時空が再び歪むことで別個の存在であった8人が一堂に会します。
ここから物語はどう動いていくのか。
彼らの夢の続きが楽しみです。
誰かの言葉に苦しめられ
誰かの言葉に助けられ
やはりこの世は人と人の関係の上に成り立ってる
後悔のない人生を送りたいなら
言うべきことは言うし
やるべきことを間違わず
まごころを疑わず
それも愛かもね
あなたがあなたらしく生きれるように
願いを込めて
※本記事は筆者による偏見と想像でありライブ内容を的確に表したものではございません